上智大学山岳部OB・OGのための情報交換所

ムンターヒッチ

ビレイ器具なしでも懸垂下降できたり、ビレイできたりと便利な結びです。
が、載っている技術書によってカラビナ(HMS型)のゲートの向きが異なるのも
気になります。

メーカーのペツルではロアーダウン/ビレイどちらに使用するにも荷重がかかる側
のロープがカラビナのスパイン側(背側)にくるようにセットするのが正しいとしています。私が持っている技術書では逆でゲート側に荷重がかかるロープがくるようにセットしている方法が紹介されています。
正直なところどっちが正しいのか私もよくわかりません…。

よくわからないのでどちらのパターンでも即座に結べるように覚えてしまいました。
それでも個人的にはペツルで紹介された方法をベースに使用していこうかなと

ガイドの試験でムンターヒッチの項目があるのですが、試験管によってセットの仕方で減点されたりではやっていられないので仕方なく色々調べて見ました。
結局ガイドの教本にもこのあたりのことを触れている記述を見つけることができませんでした。結構いい加減だなと思いました。

2020/8/15