上智大学山岳部OB・OGのための情報交換所

Chemin de promesse(契りの道)いきさつ

スイス在住の我がOB会会員であるS氏がフランスの旅行記の翻訳を行っている。
最終的には出版にまでこぎつけたいとのことである。


以下サイトの管理人である私に送られてきた文章を掲載

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僕はこれまで当地で手に入る古今の各種旅行記を数多く読んできた。仏文や英文だが、その内のいくつかを邦語訳して出版までこぎつけたいと思っていた。手始めにChemin de promesse(契りの道)を訳してみた。フランス人カップルが新婚旅行としてパリからエルサレムまで約6000kmを中世の巡礼者 にならって全行程徒歩、かつ無一文で踏破したのを二人が交互に日記風に綴った手記である。通過する各所で他人の親切を頼りにして生きて行かねばならないので、上から目線の姿勢では成り立たないので、謙虚に人々に接し、心を通わせなければならない。現在の物質社会へのアンチテーゼとでも言うべき経験だった。それは彼らの目指すところではあったが、毎日がチャレンジで困難辛苦の旅になった。反面、感激に満ちた旅でもあった。
忙しいだろうけど読んでみてもらえないだろうか。この後に旧ユーゴで今はバラバラになったバルカン諸国の通過、トルコ、シリアと続くが毎日がドラマで、これまで僕は何度も読み返して、これは出来るだけ多くの人によませたい、と思うようになった。とりあえず読み始めてもらえば嬉しい。続きは随時送る。
当地は先週まで30度越えだったのが急に秋になり昨日今日は5度の冷雨で震え上がっている。

よろしく。

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実際に翻訳されたファイルについては会員限定の掲示板にファイルを置いておきます。






2020/9/30