上智大学山岳部OB・OGのための情報交換所

権現岳②

早々と夕食を済ませて日が沈むころには就寝
私はなかなか寝付けなくて一回起きてからは寝ていません。

21時頃テントの外に出ると久しぶりにキレイな星空を見ることができました。
流れ星もそれなりに見ることが出来て良かったです。

6時に出発するので撤収時間を考えると4時頃起床して支度を始めなければなりません。
朝ごはんは簡単なもので済ますので起きてから大体1時間くらいで身支度が出来ます。
30分程度お客さんを待っていました。

権現岳までゆっくりあがります。樹林帯がきれるあたりで御嶽、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山と色々見えます。雲がやや多く天気は下り坂ですが半日は持ちそうです。流石に風が吹くと寒さを感じます。ギボシの登りからガレ場や鎖場のある岩場がちょくちょく出てきます。荷物が重いことを考慮してペース配分や周りを注意することをお客さんに呼びかけます。ほぼコースタイム通り権現岳山頂につきます。阿弥陀、硫黄、赤岳が見えます。ここから三ツ頭まで下ります。下り始めてから20分程度は油断できない道が続きます。鎖場が終わるとある程度安心して歩ける道になります。三ツ頭からも八ヶ岳連峰の主峰である赤岳が良く見ます。
前三ツ頭まで行かず手前の分岐から木戸口方面へ向かいます。樹林帯の歩きやすい道を下っていきます。標高が2000m程度になると笹がでてきます。八ヶ岳神社の分岐までが結構長く感じました。歩きやすいものの標高が下がってきたので忘れかけていた暑さが…。

分岐からは約40分ほどトラバースして最後少しの登りで観音平に到着します。

お客さんも普段の山行よりもかなり疲れたようです。
最後ちょっとしたアドバイスとコース選びについてのお話をして終了です。

帰り道の駅の温泉に入り、食事を済ませてあずさで帰京しました。
天気がやや心配でしたが程よい登山日和の中講習会ができて良かったと思います。

山はもう秋を感じさせます。

2020/9/13