9/8~9/9で個人ガイドの仕事で八ヶ岳の南部に行ってきました。
今回はテント泊の講習会です。
はじめてテント泊する方のためにコース選びは結構考えました。
コースは観音平から青年小屋まで登りそこで幕営
翌日権現岳を登り三ツ頭まで行き、前三ツ頭手前の分岐から下りる。
今回懸念していたことが2つありました。
1つはテント場の水場です。ヤマレコなどで調べていたところ水場である乙女の水
がかなり細くなっているという記録を多く見つけました。
500㎖のペットボトルに水をためるのに5分くらいかかったなんて記述もありました。
2つ目は予報サイトの風の強さです。台風10号の影響がどれくらいなのか微妙なところでした。高層天気図も見ましたが、こちらでもやや風は強い感じでした。最悪青年小屋まで行き引き返すことも選択肢に入れます。
結果的にはどちらの懸念事項も杞憂で終わりました。
水は問題なく出ておりました。風は予想よりも弱く快適な登山日和でした。
お客さんはだいぶ健脚で足も遅くはなかったものの、居・食・住をすべて担いで登るのは初めてのようで大変そうでした。
初日は青年小屋についてからは設営場所の選定と設営後のテント内の整理といった基本的なことをレクチャーして終わりました。
1時間ほど強い雨に降られましたが、その後は晴れて青年小屋のテラスからは富士山がきれいに見えました。